AudacityでMP3の再生音を倍速にする
Duo3.0の復習用CDを全部聞こうとすると長いので,倍速,では聞き取れない1.5倍速くらいで聞きたいなぁ.
ということで,やり方を探してみたのでまとめる.
何に使うつもりでDLしたのか忘れたけど,持ってて良かったAudacity,という感想.
まず,公式サイトから最新版をDLする.
Mac, Windows, Linux用があるので,OSにあわせてDLする.
インストールが終わったら,MP3のエンコーダーを手にいれる必要がある.
以下,macOS SIerraでの作業なのでWindowsでは違うかもしれない.
libmp3lame.dylibを/usr/local/lib/audacityにインストールしたいのだけれど,フォルダーを指定することはできなかった.
しかも自動で/usr/local/lib/audacityに入ってくれるかと思いきや未知の場所へインストールされてしまった.
そこで,ターミナルで,find / -name libmp3lame.dylibで探すと,
Library/Application\ Support/audacity/libs
に無事,いることを確認.
しかし/usr/local/lib/にaudacityというフォルダーはまだなかったので,
mkdir audacity
で作成する.
ここにlibmp3lame.dylibをコピー&ペーストなり移動させるなりで収納.
以上でAudacityでMP3を書き出す準備が完了した.
次はAudacityを起動しての作業.
しつこいようだが,Mac版なのでWindowsでは多少違うだろう.
- メニューバーのファイルから「開く」でも良いし,ショートカットキーcmd+Oでも良いし,音声ファイルを「このアプリケーションから開く」でAudacityを選んで開いても良い.
- 読み込めたら「メニューバー→編集→選択→すべて」で選択するか,ショートカットキーcmd+Aでも良い.
- 次に「メニューバー→エフェクト→テンポの変更」を選ぶ.
(私は目が滑って見つけられなかったのでヘルプから検索した…….) - テンポ変更ダイアログが開くので,変更率(%)のところに数値を入力.
100を入れると2倍速に,50を入れると1.5倍速になる. - OKをクリックして,再生速度を変更する.
このときプレビューをクリックすればテンポ変更後の音声を再生できる. - 「メニューバー→ファイル→オーディオの書き出し」またはcmd+shift+Eで書き出す.
フォーマットがMP3になっているか確認しておく.
そして私は何故か,ファイル名に拡張子がないので.mp3を付け足して保存している.これやって良いのだろうか.しかしこうしないと再生できない. - 情報を書き込めるので,アーティスト名とかを書きたかったら書く.
- OKをクリック.
- 選択した保存場所に書き出される.
遅い再生ファイルを作りたかったら,テンポ変更ダイアログの変更率(%)で負の値を入れれば良い.
例えば,-50にすると半分の速度になる.-25で0.75倍速.